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訪問看護は人生をみる場所

はじめまして、管理者で看護師の中村浩美です。

 

 

訪問看護ってどんなイメージですか?

うちの看護師・PT・OTの多くは、病院やクリニック経験を経て、

もっと患者さんとじっくり向き合いたいと訪問看護の世界に入ってきました。

 

 

患者さんと接するうちに「本当の看護ってこういうものなんだ」と

少々のとまどい、そして感動を抱くことになります。

 

 

訪問看護は、看護・リハビリという手段で

患者さんの人生やストーリー、価値観にふれる仕事です。

 

医療従事者という以前に、人として信頼関係を育み、

その人の幸せのため想像力をもったコミュニケーションと行動が求められます。

そこに肩書や上下関係はありません。

 

 

例えば・・・

 

クリスマスパーティーの経験がないと言う患者さん。

私たちはチキンとケーキ、患者さんはコーヒーを用意しパーティーを開催したこと。

 

ポータブルカラオケマシンを患者さん宅に持込み、

スタッフみんなとカラオケ大会で盛り上がったこと。

 

末期ガンで誰にも迷惑をかけたくないと、

1人暮らしを私たちのサポートのもとにやりきり、

自宅でお亡くなりになった方・・・。

 

 

こういう触れ合いは、一般の訪問看護ではちょっと特殊かもしれません。

 

 

私たちが提供するのは看護・医療だけではありません。

患者さん自身が、限りある命の時間をどう楽しむのか?

そのために私たちはなにができるのか?

それをスタッフ全員で考え、サポートするのがスタイルの看護です。

 

 

身体を診るだけでなく、心もみる。

そして、伴走者としてエールを送りつづける。

 

 

患者さんやそのご家族から人生の物語を学ばせていただき、

あなたの人生も豊かになってもらいたい。

 

 

そんな想いで訪問看護をやっています。

 

 

実務未経験の入社5ヶ月目、看護師の野上さん(47歳)は言います。

 

「こんな私にも患者さんが生きていく不安をポロッと言ってくれて、

弱さを出してくれた。ほんとにうれしくて〜(涙)」

スーパーナース、スーパーセラピストは
必要ありません。

看護師やセラピストはみんながんばり屋さんです。

自分がしっかりしなくちゃ、なんでも一人で完璧に・・・と思いがち。

昔のわたしがそうでした。

 

 

一人でなんでもできる看護師はこのステーションにはいません。

むしろ、平凡でちょっとヌケた、だけどあたたかい人ばかり。

 

 

それぞれの苦手や弱み(もちろん得意や強みも)を自覚し、

スタッフとシェアしつつそれを補いあうことで

力が湧きでるチームづくりを行っています。

 

 

例えば、

患者さんと深いつながりをつくるのが得意だけど、緊急対応が苦手なら、

それが得意な人が代わりに対応してくれたり(その逆もしかり)、

 

細かなことが苦手で大雑把な人は、

ささやかなことでも喜んでもらえる気配り目配り屋さんにお願いする

といった連携が自然に発生します。

 

 

自分の弱みを強みに変えようと努力しなくても、

その弱みを得意な仲間がフォローしてくれます。

 

 

努力と忍耐と根性と我慢、そして自己犠牲は必要ありません。

そんなのやってられない、ですよね(笑)。

 

 

欠けていてもいい。弱くてもいい。気負わなくていい。

困ったとき、しんどいときは「助けて!」と

素直に言える人たちが集まった凸凹チームです。

 

 

 

訪問看護は患者さんと1対1になります。

たった一人で患者さんの命をあずかる時間。

それなりの覚悟はいります。

楽しさと同時に不安も感じるでしょう。

 

 

でも、大丈夫。

凸凹スタイルチームがいます(笑)。

 

 

訪問看護の経験11年、いろんな状況を経験してきた私ですが、

凸凹チームの存在なくしては、

みんなが助けてくれると思ってなければ、

訪問先の玄関をノックするのも不安になるでしょう。

 

 

それだけ管理者のわたしも

存分に支えてもらっている仲間たちです。

 

 

私たちは細い糸かもしれません。

でも、細い糸がらせんに絡まることで、強くなります。

 

 

あなたもその一糸になりませんか?

​おしごとの特徴

患者さんのご自宅にうかがい、患者さんやそのご家族様と

コミュニケーションをとりながら、健康管理や療養処置をします。

軽度な患者さんが多いので、カンタンな処置がほとんどです。

患者さんによって、30分・60分・90分のパターンがあります。

 

サービス地域は東住吉区、阿倍野区、平野区。

訪問は、ステーション(東住吉区南田辺)から電動自転車で移動します。

 

看護師(5人)、PT(2人)、OT(3人)と連携し、

つねに一人の患者さんの情報を共有しています。

24時間対応、緊急時対応はしていません。

うちは比較的軽度な患者さんが多く、カンタンな処置や健康管理がメインですので、

24時間対応、緊急時対応はしていません。土日は完全オフです。

ブランクは問題ありません。

ブランクがあってイマイチ自身がなくても大丈夫。

重篤な患者さんへの処置はほとんどありません。
それぞれのスタッフが経験してきたことを持ち寄り、活かし合いながらチームで看護をします。

研修期間があるので安心

いきなり1人で訪問するのは不安ですよね。
最初は研修期間として1ヶ月間ほど先輩の訪問について、
患者さんへのごあいさつも兼ねて回ります。

体調不良による急なお休みもOK

お子さんの急な発熱やご自身の体調不良などで、
急な休みや早退が必要になっても遠慮は不要です。

うちはどの看護師・セラピストでも

全患者さんに対応できるような体制をとっているので、

業務に影響はでません。

余裕ある人員なので、ひとり休んだらといって業務が慌ただしくなることはありません。

こればっかりはお互いさま。
むしろ、家族やご自身を大切にできない人は、訪問看護には向いていませんよ。

じゃあ、どうする?の文化

誰でも、課題や失敗はあります。トラブルも発生するでしょう。


そのできごとを、どう捉え感じるかは自分の自由。
できごとは無色透明です。色を付けるのは自分です。
自由であるなら、次につながるような色をつけたい。


そういう文化がうちにはあります。

 


どんな問題でもいかにおもしろく、
前向きにとらえ、みんなで共有し解決していくか。
マイナスのできごとをどうプラスにとらえて、解決していくか。

 


全員が主体的にできごとに関わり、
言いっぱなしで終わらず、「じゃあ、どうする?」と
多面的な見方で考え合うことができます。

 


スタッフが自立しつつ寄り添えあえる関係性をつくるには、
それぞれの個性や価値観を知ることが大切です。

 


その一環としてうちのステーションでは、
毎朝8:30から20分かけて朝礼(ディスカッション)を行っています。

 


看護で大事にしていることや訪問で困ったこと、
苦手なこと、得意なことをシェアしたり、1対1で話し合います。

 


そうすることで、スタッフ間の人間性を知ることができ
モノの見方や思考を広げるためのきっかけにもなります。

 


ちなみに、
うちのステーションはプライベートと仕事の境界がなく、
(いまはコロナでなかなかできませんが)
よく飲みにいったり、ステーションでカラオケ大会したり、
みんなで屋久島に行ったり、
スタッフの家族(子どもたち)も含めて付き合いがあります。

 


そいう部分も「じゃあ、どうする?」と
助け合える文化をつくっているのかもしれませんね。

スタッフの幸せが大優先

誤解を恐れずに言うと、うちはスタッフ第一です。
スタッフとその家族が、
いまをどれだけハッピーに過ごせているかを大優先します。

 


自分が満たされていないと、
人に与えることはできません。

 


始まりはあなた自身です。
気力も行動力もやさしさも想像力もあり方も、

まずあなた自身を満たすことで、
あなたの家族もうるおい、
めぐって患者さんへの支援につながります。

 


そして、患者さんとの触れ合いの中で、
あたたかみ、想い、価値観、人生、命の尊さを知り、
それらに育まれていく。

 


スタイル看護ステーションは
そんな循環の場でありたいと思っています。

 

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